かつて「地塚大豆」と呼ばれ、水戸納豆の原料として親しまれてきた歴史ある品種「納豆小粒(なっとうしょうりゅう)」。栽培の難しさから生産量が減少するなか、私たちは特別栽培による大豆づくりに取り組み、一粒一粒を大切に育てています。消費者の皆様に安心して召し上がっていただける良質な大豆をお届けするため、品質管理と生産技術の向上に努めています。
私たちが育てる大豆は、生産地域の慣行基準と比べて農薬や化学肥料の使用を抑えた「特別栽培」により生産しています。農薬の使用を減らすことで、雑草や病害虫の管理には多くの手間と時間が必要となりますが、その分、安心・安全で良質な大豆づくりにつながります。圃場の状態を丁寧に確認しながら、一つひとつの工程を大切に管理しています。
大豆づくりの第一歩となる播種作業では、大型播種機を活用しています。適切な深さや間隔で均一に種をまくことで発芽を安定させ、生育のばらつきを抑制します。また、広い圃場でも短期間で播種を行えるため、天候や土壌条件に合わせた適期播種が可能となり、品質の高い大豆づくりにつながっています。
除草剤や液肥の散布には、GPS制御に対応したブームスプレーヤーを活用しています。従来の散布作業では、散布範囲の重なりや散布漏れが発生することがありましたが、GPSによる高精度な位置管理により、必要な場所へ必要な量を効率よく散布することが可能です。散布ムラや重複散布を抑えることで、資材の適正利用や環境負荷の低減につなげるとともに、高品質な大豆の安定生産を支えています。